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くるくるフォーラムを開催しました。

平成29年3月11日(土)午後2時から午後4時10分まで千里市民センター大ホールにて、くるくるフォーラム2016を開催しました。

開催に先立ちまして、先日行われた「地球温暖化防止啓発コンテスト」受賞作品の表彰式を行いました。

優秀賞を受賞されました、谷口智紀様に、表彰状と賞金を授与しました。
(動画は、http://www.kurukuru-plaza.jp/moviecontest_award/ をご覧ください)

動画コンテスト表彰式
<表彰式の様子>                       <優秀賞の谷口智紀様>

その後、今年のくるくるフォーラムのテーマ「食品ロスについて考える」にそって、
山崎製パン株式会社大阪第一工場 総務課係長 高垣 伸章様 が生産者の立場から、
イズミヤ株式会社 人事総務部部長代理 斉藤 敬様 が販売・流通業者の立場から、
当プラザの市民研究員で、効果的な施設案内プロジェクトチーム代表の下村 敬三氏 が消費者の立場から、
食品ロスについてそれぞれの事例を紹介されました。

高垣様は、山崎製パン株式会社が行っている、食品ロスを減らす努力と工夫について、斉藤様は、製造者、販売者、消費者それぞれに正しく食品を管理する責任があるということと、賢い買い物の仕方について講演されました。

下村市民研究員は、吹田のごみ事情の現実と、食品ロスを出さないためには、必要なもの以外は買わないというリデュースを意識した食生活について、現在小学校で行っている環境学習の内容を交えて講演されました。

当プラザの市民研究員をはじめ一般市民の方を含め、約70名の参加者があり、皆熱心に講義を聴かれていました。

くるくるフォーラム講演者
<講演の様子>

講演後、当プラザの三輪信哉主担研究員(大阪学院大学教授)をコーディネーターとして、3者を交えたパネルディスカッションを行い、会場から出された質問に答えながら、活発な意見交換を行いました。

くるくるフォーラムパネルディスカッション
<パネルディスカッションの様子>

**参加者からの感想**

・身近なテーマで講演などをいただき、自分自身にとって、有意義なフォーラムでした。
・広く市民の方々に「食品ロス」についての考え方を普及していただければ幸せです。
・子ども達に対しての環境に関する教育が非常に大切だと考えるが、下村氏の活動は参考になる。孫の世代にこそ、教育が必要だと思う。
・賢い買い物、一日分の食べ物、自分の食べられる量を考えて買い物をする。どうしても安いとなると買ってしまうが、考えながら買い物したい。
・食品ロスに絞ったテーマでよかった。製造者、流通小売業者の講演は、業者側も真剣に食品ロスを減らす努力をされているのがわかり、新しい企業理念が芽生えているのが理解できた。下村研究員の発表は、吹田市でのごみ事情、小学生に対する食品ロスをなくす教育がわかりやすい内容でよかった。
・企業は努力しているのは良くわかったが、国や企業団体のルール、制度の改善が必要だが、動きが「にぶい」のが気になった。
・今日のお話を聞いて、無駄な買い物はしないように気をつけようと思いました。