くるくるプラザ101号
3/8

でも、それぞれのごみ箱にはわかりやす 地球温暖化防止やSDGsなど、個人や団体のエコロジーな習慣や活動は、ここ数年でだいぶ定着してきましたね。日々エコ活動に励んでいるみなさんのために、「くるくるプラザ」編集スタッフAが見聞きした、大小さまざまでいろんなジャンルのエコなおはなしをご紹介していきます。ちょっとでもお役に立てれば幸いです。 くイラストが描かれていて、中には投入口がその種類にかたどられたごみ箱もありました。アトラクション気分で楽しく分けられるのではないでしょうか。 また、ペットボトルのごみ箱には「新しいペットボトルに生まれ変わる」と書かれていて、ここでも万博のテーマ「未来社会」を感じることができます。 今回残念ながら見られなかったのですが、会場内には動くごみ箱(自走ロボット)もあるそうです。会場を後にした時、「最近は駅や街角のごみ箱が防犯やマナー向上などの理由で減らされがちだけど、こうやって興味をそそられるエコな設備があちこちに置いてあったら、みんな気楽に取り組めるのでは」と思いました。 10月まで開催される万博。連日多くの人が訪れ、にぎわっています。私も行ってみたところ、SDGs時代にふさわしく、エコな設備がいろいろ用意されていました。 まずはごみ箱。会場のいたるところに配置されています。分別の種類が多く、設置場所によっては食べ残しを生ごみに分別するなど、一見戸惑ったり、もしかしたら「めんどくさい」と思ったりするかもしれません…。 ごみ箱以外のエコなもののうち、印象深かったのが、左の写真の「CO2を食べる自販機」です。 自販機は周りの大気を吸収して保温庫の温度を調節しており、そこにCO2のみを吸収する吸収材を取り付けているというのが「食べる」しくみです。 CO2を取り込んだ吸収剤はアスファルトなどの工業原料として、またサンゴの養殖基盤にすることで発育を促進させるなど、幅広く活用しているそうです。くるくるプラザでもCO2吸収剤の実物が展示されています。 大屋根リング1階のカラフルなごみ箱 特集4.5pを参考にしてね 参考:アサヒグループジャパンのサイト「都会の中に森をつくる CO2を食べる自販機」 新ペットボトルに生まれ変わるためのボックス 「大阪・関西万博で『ゴミ箱ロボット』活躍中」読売新聞オンライン2025年4月29日 食べ残しは「生ごみ・食品廃棄物」へ分けるしくみとなっています 大阪・関西万博会場のエコな取り組み 3 あちこちエコばなし

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る