くるくるプラザ92号
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ここから 50~70㎝ 参考:暮らしーの サイト「実は簡単ヘチマの育て方 栽培方法や収穫時期など最後まで楽しむコツをご紹介!」 株式会社ネオナチュラル サイト「お家でオーガニック体験 ヘチマで壁面緑化」 サポニンやビタミンCを含むため、アンチエイジングや保湿に有効な化粧水の作り方を紹介します。実ができてから枯れる前、9月末ごろに茎から抽出します。 用意するもの:口が細い容器(ペットボトルも可) 脱脂綿 ガーゼ等(ろ過できるもの) 1. 使用する容器はよく洗って乾燥させてから、ごみなどが入らないようにボトルの口の内側に脱脂綿を詰めておきます。根元から50~70㎝くらいのところの茎を切って、根元側の切り口を容器に差し込みます。(左図を参照してください) 2. 夜に行い朝に回収しますが、ひと晩で500㎖くらいたまります。昼間は茎を抜いて、容器を涼しいところに置いておくと傷みません。2~3日は採取することができます。 3. たまった液体はガーゼや木綿、コーヒーフィルター等でろ過し、その後、熱に強い容器に入れ替えて、1分間だけ沸騰させます。あとは冷まして出来上がり!冷蔵庫に入れて1週間ほどで使い切りましょう。肌は人それぞれ。少量を二の腕の内側など柔らかい皮膚で試して、自分に合うか確かめてから使いましょう。 みなさん、ヘチマってご存じですか?最近ではゴーヤと並んで、夏の日差しよけのグリーンカーテンとして使われるウリ科のツル性植物です。いろいろな用途があるヘチマ。その活用法をご紹介します。 ヘチマの実は、7月から9月にかけて収穫されます。真夏のみずみずしいヘチマはビタミンやミネラルを多く含んでおり、なかでもカリウムは血圧を下げ、水溶性食物繊維であるペクチンは血糖値をコントロールしてくれます。皮はかたいのでむいて、ゴーヤのように炒めたり、ゆがいたりして食べれば、ナスのような食感で、他にも様々な効果が期待できる万能の食材なのです。ただし、30㎝以上に育ったヘチマは食中毒の恐れがあるので、絶対に食べないでくださいね。 30㎝以上に育ちすぎたものはタワシを作ることができます。 用意するもの:ヘチマ(黄色くなった9月初旬のもの) 大きな鍋 おとし蓋 1. ヘチマを約10㎝の大きさに切り、おとし蓋をして約30分ゆでます。 2. 流水でよく冷ましてから、手で皮をむき中の種を出します。ヤケドに注意! 3. その後よく乾燥させて出来上がり! ヘチマは、グリーンカーテンで電気代を節約できるうえに、食べれば身体にいろいろな効果が期待できます。また天然の素材なので、タワシは燃えるごみとして廃棄できますし、化粧水も安心して使えるのがうれしいですね。葉も実も茎もいろいろな用途があり、しかも環境にも人間にも優しいヘチマって、本当にすごいですね。 3 活用法 その1 食べておいしい! 活用法 その2 タワシを作ろう! 活用法 その3 天然の化粧水! ヘチマってすごいね

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